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新春のご挨拶を申し上げます
お知らせ|2014年01月03日

 新しい年を迎えました。
 年賀状にもしたためたところですが、年末には特定秘密保護法という危険な法律が多くの心ある市民の反対や強い懸念を押し切って採決されてしまったり、国民の意見を聞くこともなく武器輸出三原則をないがしろにする武器供与がなされてしまったり、辺野古についての約束を沖縄県知事が反故にし、また改憲の議論が声高になされるなど、懸念すべき多くの多くのことがありました。
 それらの動きはこの瞬間も確実に存在し、公然と、あるいは隠然と、しだいしだいに私たちを諦めさせようとするかのように、揺さぶりをかけています。
 このような時代にあって、私たちは、市民のみなさんの心に届くことばで、改めて、人権のことを、平和のことを、そして、人類が長い歴史を経て、わずか数百年前に国という権力を抑止することによって、ようやく手にした自由や平等を守るために打ち立てた「立憲主義」憲法のことを、語る責任を強く感じています。
 歴史を知れば知るほどに、あの狂気のような大戦に、なぜこの小さな国が突入し、あらゆる老若男女、あたりまえのささやかな幸せを求めていたひとりひとりが、考える力を失い、悲惨な終わりに向かってひた走ることになってしまったのか、疑問は募り、また、当時の状況と今の相似性に不気味な不安を覚えます。
 けれどまた一方で、かかる不穏な動きに対して、明確に反対の声をあげる多くの人がいること、それも単に嫌悪感を示し否定するだけではなく、情勢を読み解き、共感を得ようとするゆたかな声のあることにも励まされています。
 私たちが深く関わっている医療問題に関しては、今年も患者の権利を中心に据えた「医療基本法」の運動を進めていかなければなりませんし、次の通常国会における医療法改正で導入が決定される予定の医療事故調査制度についても、再発防止の実効性を持つものとするための監視や提言を行っていかなければなりません。
 私たちの力を必要として下さるみなさんに、常に寄り添いながら、多くの課題に向き合い続け、あきらめずに、誰もが幸せを求め、それを実現することができる平和な社会の実現に向けて、それぞれが役割を果たしたいと思います。
 みなさまのすべてにとって、希望のある年となりますよう。