九州合同法律事務所とはご挨拶
困ったとき、ふと立ち寄ってみる、たずねてみる、そんな気軽に訪れることのできる隣人でありたい。わたしたちはそう考えています。
日常において、理不尽な思いにかられるとき、実は法律的な問題が隠れていることがしばしばあります。けれど、そのことに気づかず、声の大きい方に引き寄せられてしまい、法律的には間違っている対応に屈してしまっていることは思いのほか多いものです。これでいいのだろうか、とためらうとき、扉をたたいていただければ、法律のことばで、問題を解きほぐすお手伝いをすることができます。
九大病院の玄関口に事務所を構えて30年以上、一貫して患者側で医療問題に取り組んできました。まだまだ医療事故が表沙汰になることが少なく、裁判をしてもほとんど患者側が有利な判決を得ることはできなかった時代からの実践は、長年の蓄積を経、一定の評価をいただいています。
患者、という社会的弱者の立場に起点をおいて活動してきた私たちは、よりひろい社会的マイノリティの視点から、さまざまな問題に取り組んできました。障がい、貧困、労働問題、社会には多くの法的に解決すべき問題が横たわっています。当事者ひとりひとりがそれを乗り越えるお手伝いをさせていただきたいと思います。